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S邸屋根工事(東側本館南面)の紹介をします。




下の写真は、東側本館南面になります。この南面は門から入り玄関に続く通りの本館の
屋根となり、もう一段下に土庇が付く予定です。 化粧垂木が取り付け始めました。
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茅負い1段目が取り付けられました。茅負いを間近で見た写真です。見える部分は、
70mmになります。
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木負い1段目、2段目が廻りました。
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木負い2段めが廻り終わり軒裏には、杉板が貼られています。
杉板や垂木など部材には薄っすらと塗装が施されています。原液では濃すぎるために程
良く薄め使っています。濃すぎづ薄すぎづ、自然な雰囲気の品の有る色に仕上がりました。
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次回は、東側本館屋根工事(南面、北面)と平行して行われたベランダ工事の紹介をし
ます。



S邸屋根工事(東側本館、北面1)の紹介をします。
  


東側本館屋根の東面が完成し、北面の化粧垂木が廻り始めました。
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茅負いが廻り始めました。
茅負いとは、画面左下から右上に伸びる厚みの有る部材で垂木と連結し補強する部材です。
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1段目木負い2段目木負いが、廻り杉板が貼られました
木負いとは、茅負いの上にある2段取り付けてある部材です。
軒裏に杉板が貼られ始めると、雰囲気が出始めてきます。
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屋根には、野垂木が設置され、野路板が貼られ始めました。
建物の中央部分には庭が有り、棟から少し下がった部分にスリットが入る様な形になり
ます。追って紹介をしたいと思います。
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S邸屋根工事(東側本館)(2)の紹介をします。



東側本館の屋根には野隅が入り、野垂木が取り付け始められました。
東側本館の屋根は、西側本館と同く5寸5分の勾配にむくりをとりました。
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野垂木がすべて取り付け終わった様子です。屋根の丸みが良く分かる様になりました。
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北側の道路から撮影した写真です。規則的に並ぶ野垂木がきれいです。
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野垂木に引き続き、野地板が貼り始められました。
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野地板ほぼ貼り終わり、釘を打っている様子です。
勾配は5寸5分に甲を付けた物なので、軒先に近くになるにつれ,急な角度に感じられ
ました。
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西側本館の屋根に比べると、梁間が倍以上有り、また違った雰囲気になりました。
スラーと大きく、勾配は異なりますが清水寺の様な屋根がとなりました。
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今回は東側本館、東面の屋根を紹介しましたが、次回以降何回かにわたり、南面、北面
の紹介をします。


S邸屋根工事(東側本館)の紹介をします。





東側本館の屋根工事は、西側本館と平行して行われました。
門から入り玄関に続く大きなのメインとなる屋根です。
下の写真は仕事が始まる前の写真で建て方後の写真になります。
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写真では、分かりにくいかも知れませんが、上の段の屋根に垂木が廻り始めました。
軒の出は3尺(909mm)有ります。
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垂木,茅負いが廻り杉板が貼られた様子です。
茅負いや、杉板が貼られると大まかな軒下の様子がわかる様になります。
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木負い1段目、2段目が廻りました。
屋根を造るにあたり、隅の部分の加工には、規矩術と言う大工の計算術を使います。
今回の屋根は、照りが有り隅木、垂木、茅負い、木負いと高さの変化があります。
その為、規矩術の理解がなくては、それぞれの部材に収まり、屋根の勾配にばらつきが
出てしまいます。
理に叶った物は美しく、規矩術を使い理屈を突き詰め美しい屋根を造る様に努めました。
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次回は、S邸屋根工事(東側本館)(2)の紹介をします。

S邸屋根工事(西側本館)(2)の紹介をします。




野隅が入り化粧垂木の上には杉板貼られ、西側本館の屋根には、野垂木が徐所に入り始
めています。
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垂木が入り始めると、屋根の丸みや屋根の雰囲気が感じられるようになって来ました。
西側本館の屋根の勾配は、5寸5分をむくらせています。
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野地板が貼られ、屋根の形が出てきました。
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野地板が貼られると、屋根の形がすんなりと見え、まるで桧皮葺きや杮葺きの様です。
見る角度によって屋根の勾配の感じ方は違いますが、独特な雰囲気が出始めています。
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次回は、西側本館と平行して行われている東側本館の紹介をします。







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