トピックス

画面をクリックすると拡大されます。

以下4枚の写真はリビングとその天井になります。下の写真は室内から南側を写していて、右側の木枠には襖が入り、畳敷きの居間に続きます。

DSC03103.JPG

 

天井は化粧梁でボリュームを出し、建物全体とのバランスを考えました。プラスターボードの部分は聚楽のクロス貼りで仕上げます。窓の下は収納カウンターになります。

DSC03154.JPG

 

 

DSC03199.JPG

天井の木工事が完成しました。木枠の中は照明で電灯が入ります。木枠は大工の手造りで障子紙を貼り、間接照明になります。梁は白木クリアーで仕上げ、木の質感を生かしました。木以外の部分は聚楽のクロス仕上げになります。

DSC03200.JPG

 

玄関を入って右にある下足室です。こういったスペースを設けることにより、物が片付き、玄関先がすっきりします。室内は棚ではなく、下駄箱にすることにより、見た目の配慮も考えました。戸は両方とも引き戸で中央の壁に引き込まれます。写真では見えませんが、もう1つ戸があり、直接畳敷きの居間へ行くことが出来ます。

 DSC03117.JPG

 

 玄関の天井です。杉柾目、竿縁天井です。

DSC03127.JPG 

 

 

DSC03134.JPG

上と下の写真は玄関ホールから西側(上の写真)と東側(下の写真)を見たところです。上の写真のブルーシートのところには玄関入り口4本引き戸が入ります。廊下の先は2間続きの座敷とその奥に老人室があります。下の写真の右木枠は先程紹介した下足室です。 左のR枠の先はプライベートスペースで、リビング、ダイニング、台所などになります。

DSC03141.JPG

 

畳敷きの居間です。写真左の枠は下足室への出入り口になります、その先が、玄関です。その右隣は仏間スペースになります。空いているところには4本建ての障子が入り、その上は神棚です、縦格子の所にエアコンが入ります。

DSC03161.JPG

  

玄関ホール先にある中庭に出ることができる裏土間です。 中庭は4方から眺めることができますが、出入り口があるのはここだけです。他は掃きだしが2方向と浴室になります。壁には下地窓を設けました。

DSC03190.JPG

 

 

DSC03185.JPG

上と下の写真は外壁を漆喰仕上げにするためのラス下地が終わったところです。ここまでくると、木工事もあと少しです。木工事が終わると、完成に向け建具、畳、照明等それぞれ専門の職人が順次入り、仕事を仕上げていきます。

DSC03167.JPG 

画面をクリックすると拡大されます。

玄関ホールです。巾約3間半ちょっと、奥行き2間半の広さがあります。正面サッシの向こうは4方向から眺めることのできる中庭です。右側に居間、台所など生活の場、左側には床の間を配した2間続きの和室などがあります。Rの形をした下がり壁の向こうは裏土間になっていて、中庭に出られます。

DSC03059.JPG

 

中庭を囲んでいる3方向の内縁の一つです。玄関ホール右奥で、裏土間の向かい側に位地します。天井はそのまま中庭の軒に続いています。

DSC03051.JPG

 

 

DSC03049.JPG

上下の写真は 家族用の和室です。フローリング貼りのリビングと続いていて両方で居間という考え方です。上の写真、正面の格子はクーラーの室内機を覆うもので、その右は神棚です。下の写真は地袋と丸萩天井です。木枠の中には4本建て障子が入ります。

DSC03053.JPG

 

正面奥は台所です。システムキッチンが取り付けられています。その左側の小部屋が家事室,

手前がダイニングルームになります。 

DSC03050.JPG

 

 

DSC03063.JPG

上下の写真は玄関ホール左側の2間続きの和室で、いわいる座敷です。天井高は3メートルあり、鴨居から天井までが1メートル20 センチ、欄間の高さだけでも60センチあります。天井は竿ふちいなご天井で仕上げました。上の写真、右側のブルーシート手前が玄関ホール、下の写真の上方の枠の中にクーラーの室内機が入ります。

DSC03062.JPG

 

2間続きの座敷の床の間になります。写真中央やや左寄りの柱が床柱です。床柱は桧の割りもので、4寸角の4メートル柱です。2面柾目で、背割れはありません。床柱ではありますが、あえて回りの柱と同じにしました。右側の枠はクーラー下は押入れで襖が入ります。

 DSC03060.JPG

画面をクリックすると拡大されます。


樋工事がほぼ終わりました。(縦樋は工事の妨げになるので、最後に完成させます。)

銅製の樋です。

DSC03086.JPG 

 

DSC03091.JPG

 

寒い日が続いていますが、春はすぐそこまでやってきています。お施主様の庭では、梅の花が咲いていました。

DSC03094.JPG

 

取り付けて間がないので、新しい10円玉のように光輝いていますが、日が経つと色が落ち着いてきて、銅独特の風合いが出てきます。 

DSC03096.JPG

 

すべての戸袋に銅材で屋根をつけました。

DSC03079.JPG

 

DSC03075.JPG

画面をクリックすると拡大されます。


戸袋工事を紹介します。アルミ製の戸袋を木製の戸袋で覆います。材料の選別、デザイン、加工、取り付けとすべてが手作業による手造りの戸袋です。

この写真は戸袋の側板、上桟、下桟の板です。側板には彫刻が施されています。

DSC02953.JPG

 

 

建物への取り付けが始まりました。

DSC02965.JPG

 

 

大輪の部分はヒナトメの小口止メになっています。上桟,下桟は二枚ホゾで抜いてあり、釘を使わない仕事で組んでいます。

DSC02976.JPG

 

 

戸袋取り付け途中です。二枚ホゾの仕事と彫刻の様子がよく分かります。

DSC02974.JPG

 

 

鏡板が入った状態です。

DSC03000.JPG 

 

 

DSC03015.JPG

 

 

甲府に雪が降ったので、早々撮ってきました。和風の持つ魅力のひとつに、資材の持つ質感、美しさがあります。木の持つ味わいや感触からは、鋼質のものにはないやわらかさ、和やかさが伝わってきます。

DSC03021.JPG


DSC03024.JPG

DSC03027.JPG

画像をクリックすると拡大されます。

建物内部の木工事を紹介します。
S邸は玄関を南面の建物のほぼ中心に配置し、その右側が主に生活の場、左側が来客用に、と設計された横に長い、木造一部二階建ての本格和風様式の専用住宅です。玄関を上がった三間程の玄関ホールの先に中庭を設け、この中庭は家の中の四方から眺められるように設計されています。写真は南西角から中庭方向を見たところです。左側の化粧垂木はその中庭に出入りできる玄関の天井から外部の軒となります。化粧垂木の下には杉丸太が組み込まれています。

DSC02696.JPG

  

中庭に面した内縁,南東の角から中庭方向を見たところです。外部の軒がそのまま家の中にに組み込まれ、内縁の天井となっています。杉丸太は家の中から半分見えるようになっていて、杉丸太の下には壁が付きます。次の写真でその様子が分かります。 

DSC02697.JPG 

 

上の写真と同じ位置から北方向を見たところです。仕事もだいぶ進み、内縁と分かるようになってきました。杉丸太に下に壁が付き、サッシが入り、カーテンボックスが取り付けられました。

DSC02839.JPG 

 

上の写真とは反対に北東の角から南方向を」見たところです。サッシで囲まれたところは中庭で、建物の外になります。中庭を囲む三角はこのように杉丸太が組まれ、カーテンボックスが取り付けられるという非常に手の込んだ仕事となっています。 

DSC02844.JPG

前の5件 15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25

最近のトピックス

カテゴリー

過去のトピックス