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 S邸基礎工事の紹介をします。


丁張りを張った後、根切り工事をしました。
根切り工事は、丁張りに出した基礎の印を基準に土を掘る位置を決め掘削していきます。
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掘削していく際、丁張りに糸を張り土の高さを確認しながら、作業を行います。
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最後に、機械により土を締め固め、根切り工事は終了です。DSC03970.JPG

数回にわたり、S邸基礎工事の紹介をします。
盤改良後、建物の配置、基礎の高さ、基礎の立ち上がりの位置などの基準となる
丁張り(水盛り、遣り方)と呼ばれる仮囲いをしました。




丁張りは、設定した建物の位置から離れた所に杭を立て、レベル(水平)を見ながら貫を打
っていきます。
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水平を出した貫に建物の直角の基準となる位置を出し、そこから建物の位置、基礎の立ち
上がりの位置を記していく事で水平、直角を保つ基礎(建物)を造る事が出来ます。
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丁張りは、基礎完了後、外してしまいますがとても重要な工事の一つです。

S邸の施工事例を紹介します。
 
地鎮祭後に地盤改良が行われました。
地盤改良は、地鎮祭前にあらかじめ地盤調査で得た現在の地盤・土質・地耐力などのデータにより
地盤改良の有無を判断し、必要と判断された場合に行われます。
今回行われた地盤改良の工法はHySPEEDハイスピード工法と言い、砕石を用いて地盤改良が必要と判断された地盤に杭作るという工法です。
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 工場では、平行して木材の加工が行われています。



 現在、S邸の和風住宅新築工事が始まっています。

3月24日(土曜日)新築工事を始めるにあたり、土地の神さまを鎮め、土を利用させてもらうこととの許しを得る事と、工事の無事を祈る、鎮祭が行われました。
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画面をクリックすると拡大されます。                                                  

                       設計 (株)住まいの松木一級建築士設計事務所

                       施工 株式会社住まいの松木

                       完成 平成23年

来客用スペースには、空格子戸をくぐって行く、という設計にしました。ここには二間続きの座敷と客間、濡れ縁があります。

来客用スペースの入り口、空格子戸です。透けていてガラスは入っていません。空格子戸を開けると、天然石が敷いてあります。写真左の框板が客室の入口になります。畳敷きに廊下の正面が二間続きの座敷、右側には濡れ縁があります。

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反対側から見たところです。

左の障子は両側の壁に仕舞い込みになっていて、開けると中庭の濡れ縁に出る事が出来ます。右が客室です。廊下は畳と唐松の縁甲板です。

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客室です。上の写真の石敷きの所を右に行くとここに来ます。居住スペースとあえて差別化を図り、建具の淵は黒の漆塗り、地袋には金箔を貼りました。

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廊下から室内を見たところです。

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障子を開けると玄関が見えます。

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天井のデザインです。

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中から格子を見たところです。

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濡れ縁です。コの字型になっています。屋根も化粧垂木と丸太で組んであります。

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先々,草木などで植栽をしたら、素敵な空間になると思います。

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座敷の写真です。

欄間には、襖を閉めた時に風が抜けない様に透明な板が入っています。

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床の間は、本床にしました。

右側の障子の外には、掃き出しの窓があり外に出ることも出来ます。

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押し入れもあります。

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付書院です。

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座敷横の、縁側になります。 天井は、化粧垂木に杉板が貼ってあり、廊下 は畳と唐松の縁甲板が貼ってあります。

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